もう一歩だけ前へ
さすがに月曜日から連続勤務は疲れが出る。
グラッドウェル医師。
新人医師だけど、骨があるな。
頭はいいし、あのタスク一直線な感じ。
自分の価値観がしっかりしていて、後に引かない感じ。
多分、薬物の常習者や、ドラッグシーキング患者にはかなりドライな態度を取る医師。
かといって、ソフトな感情がないわけではないようだ。
仕事の仕方が。大病院で、多くの症例に触れてきただけの実力はある、という感じ。
ま、おっかない時もあるけどね。
左脳で喋るから。
医師の姿勢、医師のアプローチの仕方。
救急で看護をする者にとって自分を振り返る指標になる。
よい看護を提供するために、もっと貪欲に考える自分になりたい。
明日、久々にマーギーと働く。
母ライオンのような人。
子に狩りの仕方を教えるように動く、あの人独特の教え。
畏敬の念は、初めて会った時から3年以上、全く変わってない。
ロジカルな看護師と、本能的な看護師というようにカテゴライズするとしたら、
この人は本能的。Intuitiveなexpert.
いつものように、廊下ですれ違いざまに「Hey!」と声をかけてくれて、
暖かく微笑むマーギーに、自然に満面の笑顔になった。
やっぱ大好きだなー。この人。
しかし、最後のチビのトリアージ、アンダートリアージ感が否めない。
明日、どうなったか聞いてみよう。