19-03

昨日とはまた違う滑り出し。

 

昨日転倒したばあちゃん。

頭部に裂傷。

頭部CTは正常。

採血の結果が悪過ぎた。

おそらく、膀胱炎、低ナトリウム症による general weaknessが原因で、転倒。

Ancef 1g投与して、病棟にあげる。

が、実は抗生剤は血倍の後、という指示が書いてあったらしく。

コーネリアス医師の字が汚過ぎて、脳がプロセスしなかったらしい。

血倍前に投与してしまった。

失態。。

 

あとは、失神の50代男性患者や。

(結局脱水が原因だろうということになった。)

 

他院から紹介されてきた、急性腹症の患者。

外科らしく、緊急内視鏡オペの運びになった。

腹部は膨満してたし、触れると痛むので、おそらく何かがある。

下血もしてたしね。

バイタルはさほど変動することなく、急変する前にオペ室に送れたのでよかった。

 

今日のハイライトは交通事故の頭部外傷。

滑りやすい道路で、車がスリップして、木に激突。

GCS6の状態。

うちの病院には、脳外がないので、トラウマセンターに搬送必須。

が、最初の頭部CTは陰性。

問題は脳の腫れと出血。容態が変わる可能性は常にある。

挿管後、マンニトールに鎮静剤のドリップ。

結局、シフトが終わる頃にようやく小型飛行機で搬送となった。

この患者さん、いつも一緒に働く、事務員のダニエルのフィアンセだったのだ。

蒼白な顔をしている彼女の、肩をさすることしか出来なかった。

集中治療室でも働いているから、多くの患者さんをみているし、

楽天的にはとてもなれないだろうし。

彼が目覚めるまでは、後遺症のことなど。心配は尽きないだろう。

気丈に振る舞っていた。

 

そして、最後に大家さんの母上が来院。

個人的にあまり関われないので、トーリ達にプライマリーを代わってもらった。

はあ。。。なんて日だ。