19-0430

Room 6のチビが、Room 9へ移ってくる。

ヘザーの様子から、状態がよくないのがすぐわかる。

やせ細って、目がぎょろりとした生後6週間の男の子。

色がよくない。

小さい声で泣く。弱々しい。

体重減少、下痢、痩せが際立って、授乳量が激減したので来院。

急に、ぐったりして色が悪くなったとヘザーが言う。

 

ヘザーが帰る前に、点滴をスコーンと入れてくれて、あとは、何とかなる。

血糖をチェックし、3.9mmol

色が悪いので、保温器を小児病棟から借りる。

小児のナースがヘルプに入ってくれて、すごく助かった。

ボーラスをスタートして、暖めたら、色がすぐピンクに戻る。

涙を流して泣くのでほっとした。最初は涙もなしだったそうだ。

 

wbcは34。敗血症の可能性が強い。

当院の小児科医の中で、一番信頼しているポール医師が当直の日。

顔を見ただけでほっとする自分が居た。

相変わらず、的確で迅速な指示。

一刻も早く抗生剤を投与したかったので、薬剤部屋で用意していたら、

「君が患者と部屋にいるだけで、ああ、この患者は大丈夫だと思えるよ。

君は本当にいい仕事をする看護師だ。」と声をかけてくれる。

なんだか。嬉し過ぎて感極まった。

お礼をいうのが精一杯だったけれど。先生の顔みて安心するのは。

私一人じゃない。沢山のスタッフがそう思っているよ。。

 

スムーズに導尿。テガダームで固定。

小児スタッフのサンディが、スムーズに胃管をいれたので、

「ああ、この人は十分な経験とスキルがある。」と一気に好感度が増す。

途中から、ケアをがっつり引き受けてくれる。

私の役目は、タイムリーに抗生剤を開始することだったので、

あとは安心してまかせられてよかった。

 

サンディーが居てくれたお陰で、心筋梗塞疑いの、ヘパリン持続点滴のじいちゃんを病棟にあげることが出来た。

 

老健からの、右股関節痛の94歳の女性やら。

(結局骨折はなくて、無事に退院)

 

あとは次から次へと発熱、咳症状のチビ。

 

胸部レントゲンのオーダーが出ていたにも関わらず、医者に診てもらった途端に

帰ってしまった女性患者。

おそらく、帰れたのなら、大丈夫だろうとは思うが。

 

レイチェル医師が、かなり遅くまで残ってくれて、患者を診てくれて助かった。

すごいよなー。シービスケットみたいだ。

いつもは竜巻みたいに働くから、敬遠気味なのだが。

今日はホントに助かった。

 

9歳の男の子のレントゲン。

前腕と肘のオーダーだったが、肘と手首と入力ミスする。

(母親が手首は以前、骨折したから心配だ、と言っていたのが焼き付いてしまったらしい。)あちゃーとなったが、疼痛箇所はカバー出来ていたのと、痛みがタイレノールで激減したことから、退院となる。

こういう間違いはあまりしないので、おかしいなあと思ったころから

転がるように体調悪化。

 

風邪症状がぶり返して、頭がぼーっとした。

結局、帰るに帰れず1時間半のオーバータイム。

久々にマーギーと働く。相変わらず。頼りになるし、ほっとする。

陽気で、冗談を言ってはしゃぐから、いくつになっても可愛い人だ。。。

と今日も思ってしまった。