23-07
スムーズな滑り出し。
クループの男の子。
段々、患者さんの家族や、患者さんの顔が馴染み深いものになってきた。
Dexamethasoneを吐く事もなく、無事退院。
(錠剤を投与され吐いたと言っていた。4歳の子に普通錠剤はなあ。)
咳が、典型的なクループの咳、というより。
自分もかかっているウイルス性の風邪の咳に似ていた。
その後、むっちゃ暇。
Suture cartの中身まで点検したった。
レイチェル医師も、暇を持て余していた感じ。
なんかこう。医師という領域から出てこない感じ。
Mock codeをやりたい、と言っていた。出来たらいいな。
現状では、本当の意味で役に立つスタッフ教育をすることが出来ていない、
Clinicianに対する不満が噴出。
午前3時半。
ホームレスのような、まったく清潔管理がなってない患者さん。
まだ51歳の男性。
腹水でお腹はパンパン。下肢の浮腫。
目には黄疸が出ていた。
右肺からウェットな音。胸部写真、右肺真っ白。おそらく、大量の胸水貯留。
ひっきりなしに、喀痰まじりの咳をする。
膿の匂いが部屋に充満していた。
ガウンとマスクと手袋で完全防備。
必要な薬を投薬し、チャートし、病棟に申し送り。
すべて終えてから日勤に引き渡す。
おそらく、もう既に自分の身の回りの世話なんかする余裕がないほどしんどい状態だったんだろうな。ホームレスだから、とか。汚いから、とか。
偏見から線を引いてしまうと、判断力が鈍る。
自分が看護師として、大切にしていることからズレる。
そこは、絶対に外さないように心がける。
どうしても、一言余計な事を言ってしまう。
久々エリンと働く。
咳が酷いと言ったら、Buckleyのカプセルが効くと教えてくれた。
朝方、彼女の娘が病棟に来る。
大きくて、健やかに育っている印象。
すごいなあ。同い年のエリンは、しっかり者の母親でもある。
仕事の後、病院でシャワー浴びて帰ってきた。
外は寒くなってきて、空気が美味しい。
冬はいいな。