怒涛の日々
かなり、無理をして、インタビューに出向く。
大都会、大病院、重症患者。
泳ぎきれるのかも定かではない、広い広い海。
ここなら、簡単に水底に足はつかない。
泳ぎ方も変えないといけないだろう。
溺れずにいる為に、必要な備品もずっと多い。
このポジション。欲しいな。
喉から手が出るほど欲しい。
が、おそらくダメだろうな。
でも欲しい。
その思いに引き裂かれて、体も心も軋む。
疲れ切っていた身体を、ひたすら休める。
もう、インタビューは終わったのだ。
あとは待つだけ。
連絡が来なければ、次に行くんだ。
荷物を抱えなおして。
大量のバジル君の葉をバジルソースに仕立てる。
いい香り。
冷凍して、冬場のパスタ生活を充実させるんだー。