07-19

忙しき1日。

始まりはいいんだけど、午後3時過ぎだよね。

一気に患者さんが押し寄せてくる感じ。

 

30代女性、昨日職場で失神したと。

四肢の痺れ。

とにかく主訴が多くて、結局なにが一番ひどいのかと聞くと、

左鼠蹊部の痛みだという。

うーむ。

とりあえず、他の患者さんで忙しく、トリアージのエヴァが手伝ってくれた。

モニター装着の上、少し歩かせろという医師のオーダー。

部屋に戻って一息ついていたら、モニターの脈拍が170と出た。

それで、胸の不快感、四肢の痺れが現れる。

SVTとレスリー医師が叫んで、ラインだ、アデノシンだと

ギャースカうるさくなり。

黙々とラインを入れて、患者さんがこれ以上不安にならないように、

ゆっくり声のトーンを抑える自分が居た。

みるみるうちに脈拍が100ー105台に戻る。

 

結局、ベータブロッカー処方で退院となった。

 

レスリー医師は、救急唯一フルタイムの女医さんなのだが。

かなり興奮しやすい。

興奮する人って苦手なんだよなー。

冷静に考えられなくなるから。

ただでさえ、患者さんは不安なのにさー。

 

94歳の男性。

夜中の2時に、「脳梗塞かも!」と奥さんを起こしたそうだ。

全身の脱力感を訴えたそうだ。

が、1時間以内に症状は消失し、本人は病院に行くことを拒否。

午後になり、娘さんの強い勧めで来院。

その頃には本人はその事自体忘れてるし。

全身の脱力感などの症状もなく。

ただ、高血圧の所見(症状はなし)。

薬の管理は自分でしているらしいのだが。(これは怖い。本人、忘れやすいし。)

今日の薬は飲まなかったと思う。と。

モニター開始で、採血。

 

あとは、ビリルビン値の高い六日目の赤ちゃん。

6週間未熟児だから、すごく小さかった。黄色いし。

経過観察で入院。

 

交通事故の患者。他の車を巻き込んでの事故だったので、かなり取り乱していた。

結果、右大腿骨の骨折。

外傷の患者だが。ラインは1つしか取らず。トーリが2本目のラインを18ゲージでとってくれる。

病棟へあげる。

 

大家さんの母上が再び来院。

どうも調子よくないね。

トーリとケリーは2名で4部屋を見ていたので、大家さんの母上のケアを頼む。

やっぱり、自分は部屋を借りていたり、いろいろ世話になってるから。

倫理的にプライマリーはどうかと思ったのだ。

その代わり、88歳の胸痛のばあちゃんのケアを引き受ける。

このばーちゃんが来たのと、先のSVT事件がほぼ同時に起こったので、大変だった。

帰ってきたら、マーギーからテキストメッセージ。

 

ニュースじゃ、日本の強い地震について報道していて。

焦った。

あわててLINE。無事確認できてホッとした。

 

結局疲れ切ったなー。

早くねよ。